All About Celica

 

管理人のXX歴

おきくなったら、ゼッタイXXを買う!という決意を実現し、ズタボロの前期ツインカム24(シルエットT)を買ったのが23歳の夏でした。それ以来、様々なご縁に恵まれて、中期ツインカム24(スーパーホワイト)、前期2000G(シルエットT)に出会い、現在は中期型を生涯飼育していこうと奮闘中です。

 

1号機 (1998.7〜2005.8)

・グレード:2000GTツインカム24(5MT)

・登録年:昭和58年5月

・カラー:シルエットトーニング→オリジナルホワイト

・走行距離:64405km

・入手場所:埼玉県所沢市大字城

・車両価格:19万円

 

 初めてのマイカー。就職した後、夏のボーナスまでに貯まった50万円で一括購入したものの、レストアベースの現状販売に近い状態で手元にやってきた。この段階で、クラッチ、シフトハウジング、4輪アライメント、ISVC、ウォーターポンプ、フロントテンションロッド等が次々に不調をきたした。

 サビの箇所はのべ200以上、ハッチゲートやリヤバンパー裏のエンドパネル、クオーターモール下はもちろん、バルクヘッドやフロントメンバーなど走行に差し支えがありそうなところまで穴が開いており、秋ごろには貯金をはたいてサビ埋め補強の板金修理とオールペン。購入店舗の明細ですら「ブラウンメタ」と書かれるくらい変色したガンメタだったので、迷わずプラモデル仕様のオリジナルホワイトを調合、フロントバンパーのエアダムが黒塗装でないのも、フジミ模型の箱絵が由来である。

 オールペン後もマフラーエンドの脱落、タイミングベルト異音等のマイナートラブルに対処しつつ、一定のコンディションを取り戻したあとは足回りのブッシュ、ショックアブソーバー、バッテリー、クラッチおよびマスター/レリーズ、エアクリーナー、エンジンオイルそしてタイヤといった消耗品の交換で過ごした。しかし、入手から最後まで一番修理にてこずったのはエアコン。色々なトライ&エラーを繰り返したが結局治らず。

 2003年の春休みに3号機に出会い、独りで解体作業を行って数多くの美品パーツを移植したが、経済的事情で2号機との2台もちが限界に達し、2005年ついに友人へ託す。その一年ほど前からラジエーターコアの上部に腐食によって亀裂が発生し、スペアパーツ共々嫁がせた。

2号機(1999.1〜現在)

・グレード:2000GTツインカム24(5MT)

・登録年:昭和59年5月

・ボディーカラー:スーパーホワイト

・走行距離:127531km

・入手場所:福島県南相馬市牛来字

・車両価格:0円

 東北で暮らすにあたり、必需品であった1号機用スタッドレスタイヤを探していたときに出会った解体車。当初はタイヤと純正ホイールだけの契約だったが、日に日にスクラップへ見送るのが惜しくなり、取り扱っていた民間車検場の社長さんにお願いしてタダで丸ごともらい受ける。

 初期投資として31万円で油脂類とタイヤ、各部ブッシュ、ホース、ベルト、プラグ、ワイパー、割れていた左ドアミラー等を交換するが、ボディーのサビはクォーターからサイドシルのジャッキポイントまでと、右ドア、ハッチのウェザーストリップ内部のみしかなく、内装は純正フルシートカバーつきで土足厳禁・タバコ臭無しというミラクル極上車だったため、しばらく手間要らずだった。

 同年、1号機のコンディション向上に専念するために東京の実家に送って、廃品のスカイラインRS純正ホイールを履かせて弟に預けたが、なけなしの貯金でオールペンをすべく12月には福島で2台体制を復活。今回のオールペンはノーマル維持を目指してスーパーホワイトを調合してもらい、部品脱着、足付け、塗装、研ぎ出しの一部は仕事上がりにDIY。

 福島での契約が終わり、2台で東京に帰ってから、福島58ナンバーを諦め品川500に変更。その際、わざわざ字光式を選択。それから5年以上は消耗品の交換以外にヒーターホース破裂、燃料ポンプ突然死、バルブステム交換、程度しか大きな出費はなく、これが2台体制の終焉時に2号機を手元に残した大きな理由だった。

 この間、セリカXXクラブのオフィシャルイベントでトヨタF−1を応援するパレードランに参加し、試乗したお客さんの一人が私のXXに感銘を受け、純正カセットデッキを寄贈してくれたことにより、ついにスーパーノーマルが実現。さらにはエアコンの新品パーツが出るという情報を得て、壊れてもないのにエアコンユニット全交換。

 最近、フロントバンパーの損傷箇所が増えたため丸ごと外して塗装してもらったが、今のところそれ以外のトラブルといえばシフトのもたつき(プロペラシャフトあたりが怪しい)とハッチのルームランプが停電しているぐらいしか不具合は無く、総走行距離165541kmで現在に至る。

3号機(2003.3〜2003.3)

・グレード:2000G(5MT)

・登録年:昭和57年6月

・ボディーカラー:シルエットトーニング

・走行距離:7989km

・入手場所:東京都世田谷区等々力

・車両価格:4万円

 2台の動態保存のために近所を周回する際に通る等々力陸橋の下に、ずいぶん昔から放置車両となっていた個体。入り口が施錠されているため近寄る事はできず、通るたびに勿体無いなと思っていたのだが、当時トヨタ系ディーラーで勤務していた弟が、この放置車両が処分されるという情報をキャッチ。間髪入れず、所有者となっていた自動車整備工場に赴いて直談判し、書類雑費の4万円で現状手渡し完了。

 1・2号機のかかりつけである車検工場に頼み込んで車庫を借り、廃車までの数日間で1号機に移植する部品を剥ぎ取る事になる。残念ながら、その当時はまだ整備の技術も未熟で、かつ急なことでXX仲間をたよる事ができず、多くのおいしいパーツを残したままタイムリミットを迎えることになった。

 「おいしい」と表現するだけあって、このXXの状態をざっと説明すると、まず走行距離は7000キロ台!引き取ってから車検工場まで自走したのだが、剛性感はうちの2台をはるかに上まわっていた。

 左リアをヒットしてこそいるものの、陸橋下に放置されていたためサビは皆無、ゴムパーツはやや硬化していたが紫外線による被害は無かった。当然、内装も焼けや破損は全く無いが、湿気のためかカビ臭さはひどいレベル。ダッシュボード一面にプリズムステッカーを貼ったり、シートにTシャツを着せ、オーディオアンプを裸でフロアに転がして置くなどの元オーナーの妙な趣味と相まって、室内の部品を外すときの不快感はけっこうなものだった(笑)

 


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