All About Celica

 

メンテナンス

 

乗の機会もまばらで、二重のカバー保管をしているため、私のXXは一般的なカーケアを受けているとは言えません。端的な例を挙げますと、もう5年以上洗車はしていません(水をかけるとサビが拡大するだけです)。どちらかといえば、コンディション維持のために何かをするのではなく、その行為自体の楽しさを味わうために何かを買ったり、試したりしている感じです。

ここでは雑多に、私が今までに試してみて良かったと思うアイテムを紹介します。物にもよりますが、オーナーが異なればアイテムとの相性も変わってきますので、効果の体感などは保障外ですが。

01.エンジンオイル

 一号機を購入した直後から、トヨタ純正オイルに幾つかの添加剤を試しましたが、この10年間はエンジンオイル以外一切入れていません。二号機を入手した民間車検工場が(特約店として)奨めていた「ザーレンオイル」の効果を体感して以来、引っ越した後もわざわざ特約店を探して愛用しています。
 このオイルに替えてから高速道路を数時間ほど走って自宅に帰ったとき、アイドリングの音がほとんど聞こえなくなっていたのには驚きました。また走行距離が13万キロを過ぎた頃、油圧ゲージのパッキンが老朽化してエンジンオイルがダダ漏れした際も、当然異変に気づくまではそのまま乗っていたわけですが、このオイルでなければ焼きつきを起こしていたと思います。
 量販店では入手不可能なため、お値段のわりにマイナーな存在に感じますが、その性能は間違いなくお勧めです。


ザーレン・コーポレーション

 

02.クーラーガス

 数年前、まだエアコンの調子が悪くはなかったにもかかわらず、新品部品が取れると知って全パーツを新品にしました(コンプレッサーのみリビルド品)。そのちょっと前から、一年に一本分程度のガス抜けがあったので、価格高騰のR12フロンを入れるか、134aフロンにレトロフィットするかを考えたときに出会ったのが、フュージョンテクニカルの「COLD12」というハイドロカーボン系冷媒でした。エアコン新品化の際も、R12ではなくCOLD12を選択。それ以来、エアコンはノートラブルであることはもちろんですが、効き具合に充分気をつけないと風邪をひくほどです。
 従来のガスを抜き、無改造で同等量を注入するだけで良いこと、環境にも財布にも優しいことの2点が、導入の根拠です。

 ※成分などの面で、取り扱いや相性問題(特に漏れ止め剤の使用履歴やパーツ寿命)もそれぞれです。販売元と相談のうえ導入してください。


フュージョンテクニカル

 

03.カーワックス

 オールペンでお世話になった板金屋さんが、数多くの試用を経てベストの一つとして使っていたのが、ニューホープの「クリンワックス」でした。白ボディーの水垢・汚れ対策に有効で、半乾きで拭き取るのがコツです。
 塗りやすさ、拭き取りやすさ、拭き取り後の手触りが、今まで試したどのワックスとも異なり、とても気に入っているので、直販で購入・愛用しています。


ニューホープ

 

99.番外

 先述のように、エンジンオイルの特約店というきっかけで通うようになった民間車検工場ですが、それ以前の経験から得た「表通りで大々的な営業はしていないのに」「種々のクルマが絶えず入ってくる」という条件も満たした、いわゆる本物の職人さんが居る工場で、世田谷に引っ越して以来ずっとお世話になっています。多忙でユーザー車検や整備が物理的に不可能なため、自分でいじると後が怖いなと判断した場所や、操作中に感じた深刻な違和感などはすべてここで相談、対応していただいています。
 また、車体のみならず、私の主張・判断への理解も示してくださるので、例えばパーツの予防交換なども、「まだもったいないよ」という断り方は絶対にしませんし、取り外した廃パーツも処分前に必ず廃棄するか持ち帰るかを聞いてくれます。

 


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