All About Celica

 

マイナーネタ

 

っかりマイナー旧車の扱いを受けている我らがXXですが、所有している本人たちにとってはあまりそういった自覚は無く、一般のクルマと同様に乗ったりいじったりしていると思います。当然、愛車の装備や仕様など、細かいところに気が付くとニヤリとして、ついオフ会などでその話をふってみたくなるものです。このコンテンツでは、他の車種オーナーにはあまり縁(興味?)のない、そういうマイナーネタを披露していけたらと思います。もちろん、メールでの情報提供なんかもいただけると嬉しいです。

01.特別仕様車

1984年4月〜5月の一ヶ月間、セリカターボのグループBラリー制覇記念として登場。ブラックリミテッド、ホワイトリミテッドを各400台ずつ生産した。主な仕様は以下のとおりだが、黒と白では若干内容が異なっている。

◆主な仕様へGo(編集中)

02.カタログ

前期型:81年7月〜82年2月(発売時)、82年2月〜同8月(ターボ追加時)、同8月〜83年8月(ツインカム24追加時)の3種類(月日違いでさらに細分化される)。

後期型:83年8月に最初のものが配布され、最後まで同じような表紙だったが、85年12月の変更の際、車名の上にある肩書きが若干くどく(笑)なっており、これを2種類目とする人もいる。

◆管理人の所有カタログへGo(編集中)

03.ライズアップライト

乗り比べた事があり、さらにスイッチを入れる機会が有った人にしか気付かれないが、82年の9月(TA63セリカターボ発売時)より、1・2段目のアクション内容、およびレバースイッチの印刷文字が異なっている(画像上:変更後)。

初期のもの(画像下)は、一段目で消灯のままヘッドライトがUPするようにセッティングされていた。変更後のレバーでは何も起きず、点灯時から戻したときにライトがUPした状態で停止できるようになっている。

04.ワイパー

前後とも、年式によって小変更がある。ごく初期に限っては、カタログで空力を謳っていたこともあり、フロントワイパーがボンネットの下に半分埋まる設計となっていた(このためガソリンスタンドで窓を拭いてもらう際、思いっきりワイパーをボンネット裏にぶつけられた人多数?)。前期型の後半にはそれが改められ、ごく普通に立てることのできるタイプに変わり、最終型まで用いられた。

一方リヤワイパーは、前期型では立てることができず手動で10センチ持ち上がる程度だったが、後期MCで直立タイプに改められ、さらに純正リヤスポイラーの設定ができてからは干渉を避ける新形状のものが装着された。

05.ドア周り

私が乗った58年前期と59年後期では、アームレストの縫い目(ステッチ)の有無、ドアロックの文字印刷「LOCK」の有無、「運転上のご注意」の内容が異なっていました。今のところ変更の正確なタイミングは調査中ですが、ステッチがなくなったのは明らかマイナーチェンジ時にコストダウンされた事を物語っているようで、ちょっと悲しいですね。

06.シートベルト

フロントシートベルトの一部が、年式によって形状変更されている。該当箇所はBピラーに付くベルトを吊り下げる部分のカバーで、ごく初期はボルトを隠す丸いキャップが存在する(140円)。

ぴったり後期型で廃止になったわけでなく、前期の途中でなんらかの理由によって変更を受け、キャップと本体が一体型になった(シートベルトASSYと一体なので品番はなし)。

07.イグニッションキーキーエントリー

ここの違いは割と知られているところだが、後期にマイナーチェンジした際に鍵穴のグリーンランプが廃止され、デザイン変更によって暗くても鍵を挿し易いようにされている。だがこれも、ある意味では豪華さがダウンしたという気がしてならない・・・。

08.EGオイルレベルゲージ

このサイトを立ち上げた時から少しずつ更新してきた前期/後期の小変更ネタのなかで、イマイチよく分からない変更の一つと言えるのが。このゲージである。要は、ストッパーがエンジン本体側にあったのが、ゲージに直接付く形になったというだけなのだが、だから何だといわれると何も言いようが無い(笑)

09.フェンダー/ドアミラー調整用スイッチ

2013年のオフ会で新たに判明したネタをひとつ。運転席にあるフェンダーミラー・ドアミラーの角度調整スイッチが天地逆になっている。物自体は一緒のようだが、なぜこうなったのかは新型車解説書にも載っていなかった。近日、部品検索システムを使って同じ品番なのか切り替えがあったのかを報告いたします。

10.オイルフィラーキャップ

メジャーなAE86などでは雑誌に載るなどしている情報だが、近年のバックオーダー品流通に伴ってオイルフィラーキャップの「TOYOTA」文字が無くなってしまった。品番は同じだったので、もう旧型が手に入らない・・・などといってしまうとマイナーネタの大好きな部品マニアが奔走して買い占めてしまう・・・かも??

11.インテークマニホールド

オフ会などでエンジンルームをのぞき込む風景は、セリカXXオーナーにとって当たり前?の事となっていますが、圧倒的比率の1G−Gゆえにこんな違いも発見。

年式上、吸気部分がバタフライ式からバキューム式に変わっているので、当然のことながらスロットルボディーも何か違うだろうと思いましたが、画像の違いは具体的にどのような差になるのでしょうか・・・?

12.ウインドウガラス

イベント会場で重箱の隅をつつく事が重なる中、意外な盲点に気づくことができました。前期パーツのロゴはカタカナのトヨタマークが散見するのに対し、後期各パーツはアルファベットのTOYOTAに変わっています。画像はリアクォーターですが、もちろんフロントガラス、ハッチバックガラス、サイドガラスも同様です。

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